第五話 都内で大漁






どーもー☆jetです!


今回はshingoが釣りにトライアルしたエピをご報告します。





これまで全く釣りに縁の無かったshingoでしたが、


会社のグリーン先輩(仮名)のマイブームに釣りが訪れたことで興味がほんわり。


その流れで、かくれんぼサークルの面々にて釣りプロジェクトをおっ立てるも、


いったん私用の仕事で流させてしまった苦い過去。


んで、先先週、市ヶ谷の釣堀に単独飛行するも、釣堀なのに玉砕(釣れず)。





んで「才能ないからやめよう」とあきらめの早いshingoに舞い降りたのが、


グリーンさんからの、『台場でイワシ釣ろうぜ』プロジェクトであった。





若洲海浜公園にはかつてshingoも行ったことがある。


キャンプ&バーベキューを堪能した経験ありの地。


新木場から行く、お手軽リゾート(言い過ぎ)である。


そこに、釣り用に海にせり出した釣りポインツがあるのだ。


グリーンさん、ドラゴン先輩(仮名)、ギャル3人(グリーンさんが調達)というメンバーで臨んだ。





うーん、全くピクリともしない、『浮き』が。


こうして早朝9時から釣りを始めたわけであるが、全くもってNOピクだ。0ピク。


他の客も同様である。





とはいえ、グリーンさんを除く5名プラス1匹は、初めての釣りに、全くもって飽きない。今振り返っても不思議なくらい、頭を真空にして、海を見つめた。説明できないが、楽しいのである。





とはいえ、昼を過ぎても、0ピク。


ここで、徐々に飽きる人も続発。


それでも夢中なのは、B型の3人である。


最近テレビでも過熱気味な血液型特集でもよく言われるが、


B型は興味のあることへの集中力はダントツ、興味のないことへの飽きっぽさはダントツなのである。


まさにshingoだけでなくギャルA・Bも釣りに興味を持ったB型であった。マイペースに釣り続けた。


逆にドラゴンとCは少し飽きたのかその辺りをふらふらし始めた。


そんな中、どこぞに消えていた(車で寝てたのか?)グリーンさんが戻ってきて





グリーン「言っておくけど、釣れるのは15時くらいからだよ」





一同「ガビーン!!!!!」





だったら何故に朝8時集合にしたんだYO!と、全員内心思うも、釣り道具や食べ物や送迎まで至れり尽くせりのグリーンプロジェクトに一同沈黙。





それ以降も、0ピクなまま時は過ぎた。。


ギャルAが奇跡的に一匹イワシを釣るものの、それ以降はからっきし。


さすがにギャルB・Cは釣りに飽きて、歌ったり踊ったりし始めた。


また、ギャルAは唯一釣った1匹のイワシが、バケツから海に生還ダイブを決めたことで精神的ダメージを受け体調を崩し早退した。





ううむである。


しかし時は来た。


いよいよ他の客が釣れ始めたのである!


グリーン「15時だ。」


海を覗き込むと魚の群れがグワーンとやってきていた。いい感じに海面が上昇したからであった。





ギャルB・Cがしていたサビキ釣り(エサを海に撒いて、7つくらい針の付いた竿で釣る方法)での大漁が始まった。


イワシはこの仕掛けにバクバク食いつくのである。


7つの針に全部食いつくパーフェクト状態ではまるで鯉のぼり。


釣れるたびにギャルたちは歓喜の声を上げるが、「キャー!」と、針からイワシを外すのは、shingoとドラゴンの役目である。shingoとドラゴンがイワシを外している間、ギャル2人は記念撮影。(おいおい。。)と思いながらも、呼ばれるとカメラに満面の笑顔を向ける相変わらずのshingoっぷりを発揮していた。





サビキだと、本当に竿を入れるだけで、オートメーションでイワシが食いついてくるため飽きたsinngoは普通の釣りを再開。こちらは針にアオイソメという虫エサを付けてする、いわゆる皆さんが想像するタイプの釣りである。(ちなみにこのアオイソメは、ウネウネした生きた長い虫で、これに針を通すのは最初のうちは慣れなかった。)


イワシ以外の魚はほとんど見当たらなかった。


遠くへ投げ釣りをして大物を狙うも、やはり結局釣れたのはイワシであった。


それでもこの一日で、shingoはじゅうぶん、釣りに魅了された☆





「もうたくさん釣れたから、小さいのは海に返そうぜ」と言っておいたのにも関わらずギャル2人は乱獲を繰り返し、200匹は釣ってしまった模様。しかしカワイイので男3人は即、許していた。jetは人間たちのその光景を上空から見逃さなかった。





さてこの大漁のイワシどうするか。


釣ったイワシを洗い場で、ウロコ取ったりナイフで背ワタ抜いたりして処理しながら話した結果、「育ちざかりの娘さんのいるスター先輩(仮称)のお宅に150匹は寄付しよう」といういらんお世話な案が採択された。





そんな中、通りすがりの少年が言った。



お魚は食べられるぶんしか釣っちゃいけないんだよ。



一同呆然として、shingoはうっかりナイフで指を切った。





0 件のコメント:

コメントを投稿